Architizer という海外の建築のサイトで素敵な住宅を見つけました。a21 studio / the Nest
ローコストでありながら暮らしの中に多くの緑を取り入れ、室内にいながら外にいる様な開放感を持った素敵な家でした。
定型の鉄骨フレームと鉄板で構成され、材料費を抑え、短い工期で建てられることでローコスト住宅となっているようです。立地はベトナムで亜熱帯気候、年間の平均気温が約30度ということで、行ったことはありませんが年中暑そうだなと思いましたが、この家に設えられている植物が日差しを和らげたり水遣りをすることで気化熱により室温が下げられるのではと憶測しています。生き生きとした植物と共に暮らす事はとても気持ちが良さそうです。私も家で植物を育てていますが種を植えるときの期待感、芽が出た時、花が咲いた時の喜びが有りますし、面倒そうな雑草を抜くと言う日頃のメンテナンスみたいなこともしているうちにその植物がより大切に感じられるものです。それが暮らしの中で一時の幸せとなり、植物を育てることは暮らしを豊かにするのだと実生活の中で感じています。マリーゴールドやゼラニウムは虫除けにもなりますし、バジルやミントは料理にも使えるのでお勧めです。
暮らしの豊かさというのは建物の大小ではなく、この例のように植物を取り入れたり周りの環境との繋がり方など生活の仕方次第で無限に広がるものだろうと改めて感じました。