海外のお仕事

先日中国に出張に行きました。正式に依頼を受け契約も済まし嬉しさを実感することもなく瞬く間に提案して仕事が始まっています。

そもそも海外志向が強かった私は30代の頃アメリカに渡ったのですが、そこで仕事はして来たとはいえ自身の事務所で直接仕事を請けるのは全くの別次元の気分です。中国だけに限らず何処かの違った文化で生きている人から仕事をして欲しいと頼まれることは、私が作った建築が、本来人が持つ普遍的建築要素を持っていたことを認めてもらえたことになるからです。ずっと海外で仕事をしたいと思い続けてきたことが今度は別の結果として叶ったわけです。

ただ、海外に限らず日本のどのクライアントの建築も実は同様で、極論、自分とは何かしら違った人の為に共通事項を確かめながら建築をつくっていくわけで、人として本当に必要とされるものやことの実現を目標としています。なので、いざデザインが始まると楽しむ余裕もなく通常業務と何ら変わらないモードになってしまいます。良いのか?悪いのか?自分でも分りませんが、寂しい性には違いありません。。

今回のこの気分を出来るだけ味わいながら仕事を進めたいと思いますが、進行中の既存プロジェクトもより一層密度を深めて仕事をしたいと考えています。クライアントの皆様宜しくお願い申し上げます。