NYC⑦ Lower Manhattan

WTCの続きとしてその周りの建物を2つ記録しておきたいと思います。WTC Transportation と World Financial Center です。前者は今回のNYC滞在中に見た建物の中でおそらく最も新しく、そして圧巻の空間をもつ建物だと思っています。

   

WTC Transportation – Oculus- Youtubeより
外観は恐竜のような形だなぁというのが印象。天に伸びる梁(と言っていいのでしょうか?)、その構造体が弓なりに連続する造形的な迫力がすごい。その先に WTC がそびえ建っている。この一等地にこれだけの低容積の建物ができたことに野暮な驚きを感じつつ、建物内の圧巻の大空間に魅入ってしました。真っ白の空間が梁などの構造のラインを際立たせていると感じ、それを目線でなぞるように見てました。う、美しい。。屋根から伸びる梁が地上階の通路の床を支え、地下階レベルの床に流れるように接続されている。(写真に写っている最下階が地下です。) 設計者の Santiago Calatrava 氏には去年の10月ロンドンであったLEAF AWARDSのセレモニーでお会いしていたことを思い出しながら、この建物の設計者であり世界的に著名な建築家に会ったこと、その人の実作に触れていることに感動していました。

次に大通りを挟んですぐ近くにあるWorld Financial Center へ。設計は César Pelli。
異なる屋根形状を持つ4つのビルが合わせられて構成されています。ドーム状の屋根の内部も美しく、地階エントランスの円形状のロビー、大理石の床とあわせてとても豪華な内装となってました。世界的超大手企業が多く集まるオフィスとはこうも豪華なのかと感じました。また、別の棟のエントランスにあった少しねじれた形の柱も印象的でした。さらにウィンターガーデンという名のガラス張りのアトリウムとなっているパブリックスペースは4層分吹抜けの開放的な空間でした。朝の時間は人も少なかったのですが、お昼の時間は昼食をとる人でにぎわっています。この場所は WTC を建設するときに出た土砂で埋め立てた臨海部のなります。このウィンターガーデンを出ると海があり、景色が開けています。NYCで思うのは大きなオフィスビルの1階はプラザになっていてパブリックスペースとしてだれでも自由に過ごせる場になっていることがよくある、ということです。街の区画ごとをつなぐパスとしてであったり、人々が一旦休憩する憩いの場として都市の中で機能している面があると感じました。

    

どちらも研修先の事務所から徒歩圏内の場所に有ります日常の中に素晴らしい建築がたくさんあり、なんとすばらしい場所だ!と日々感じています。