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最近、国連総会のニュースを見たので、先月のニューヨーク滞在中に見学した国連本部のことを書きたいと思います。イーストリバー沿いに有り、グランドセントラル駅から東へまっすぐ10分程歩いて到着。あと半月訪れるタイミングがずれていたら、総会の為に厳戒態勢、見ることはできなかっただろうと思うと、とてもラッキーなタイミングでした。

 

設計原案はコルビジェで、原案を基にウォーレス・K・ハリソンをはじめ、当時の世界屈指の建築家共同体によって設計されました。この建物のコンペを含む設計過程には政治的にも経済的にもいろいろな話があるようです。時間を見つけてこの建物の背景を知り、理解を深めたいと思っています。(思いながら早、半月が経っているので、今年中の目標としよう。(ハードル下げます…))
外壁の大理石のランダムな模様が美しく、なにより、高層オフィス棟の薄さが印象的です。


それからもう一つ、書いておきたい事として、上の写真は外璧、大理石の間の部分の拡大写真で、その次はそれを内側から見た写真。外からはタイルのように見えて実はガラスとなっていること。このガラス面は北向き。これによって内部には日中、ほぼ一様に自然光が入るようになっているという事。行ってみて気づく事が有ると嬉しくなります。


内部ロビーの写真。写真右側が前述のガラスが有る方。そのそばに金色のパイプがあり、これが換気の為の管になっているらしい。天井のグリーンに塗装されたダクトの配管をたどって見ることができます。設備の知識がもっと有れば一層見て楽しめるのだろうなと感じていました。左側にある白く滑らかな形状の廊下との対比も綺麗でした。普段、色や形状などの仕様を揃えたり要素を少なくしたりして整った空間にしようとすることが多いので、このような多要素で造形的な空間を見ると、もっと色々なものを見ないといけないなと感じた次第です。

最後に国連のお向かいにあるビルのエントランスの形が可愛かったので写真を数枚。仕上げはガルバリウム鋼板に見えますがその貼り方が良かったです。これ、いつか真似したい。。

 

テレビで国連総会のニュースを見た際、訪れた建物が映っていて懐かしい気持ちになったのと同時に、そこで討論されている議題にも関心を広げることにもなりました(多分、訪れてなかったらスルーしてるかも) 。建築を知りながら社会での出来事にも関心を広げていきたいと思っています。