UC EP SOP

梅雨に入り、湿度も高い日が続く今日この頃です。このブログを書いている今も雨が降っています。天候のうち、特に雨は建築工事への影響が出ることがあります。例えば仕上げ塗装のタイミングには雨天になるかどうか工事業者さんは天気予報をチェックして常に気を使って下さっています。

雨天の中では塗装工事はしないように施工上の注意としてメーカーから施工資料に書かれていることが大半だと思います。理由としては特に外部での塗装工事をしているときに雨が降ってしまったら、塗料が乾かないうちに雨で流れてしまいます。そうすると塗装することによって防水や防錆等の役目を持たせる狙いがある中で、その効果が損なわれてしまうからです。また、色がついた雨だれが周囲を汚したり、雨によって中途半端になった塗装面に再度、晴れてから塗装をしてもきれいに仕上がらないからです。また曇天を含めて湿度の高い日は塗装の乾燥時間も変わってくるようなので、天候への配慮も含めて塗装工事には多くの知識と経験が必要だと感じています。今回のタイトルも一見、よくわからないアルファベットの羅列ですが、これは塗装の種類による記号です。最近 bandesign の事務所内で塗装やその記号に関する話題が上っていました。これを機に(今更!?と怒られそうですが)しっかり覚えたいと思います。数がたくさんあるのですが代表的なものを少し上げます。
UC : ウレタンクリア塗装 家具などの木製品から車、自転車などの鉄やアルミなどにも幅広く使われています。
EP :  酢酸ビニル系エマルションペイント コンクリートやモルタル、プラスターボードなどに塗装できる合成樹脂塗料です。建物の壁面によく使います。EPではなくAEPというものありますが、AEPはアクリル樹脂水性エマルションペイントというように成分がことなります。最近はEPはほとんど使われず、それに代わってAEPが使われるようです。以前、某自治体の公共建築の改修工事設計を行っていた際、昭和の時代に作られた過去図面にはEPと書いてありましたが、改修後図面にはAEPと書きました。。と今更思い出しました。(あの業務は大変、勉強になりました。)
SOP: 合成樹脂調合ペイント 乾燥が比較的遅く、ほぼ屋内に使われる塗装です。比較的安価です。ペンキというものはOPという記号でしてオイルペイントの略です。植物性の油を使うのですが、匂いが強く、耐薬品性も低かったという欠点をカバーしたものがSOPです。
もっと数えきれないほど多くの種類があるのですが、折々機会を大切にして覚えていこうと思います。